知られざるシチリアの神秘を再発見する8日間ツアー (Sicilian Secrets 8 days)

地中海にうかぶうつくしいシチリア島を8日間でめぐるツアーです。シチリア州のなかでももっとも刺激的なスポットを見学していただけます。このツアーは4月から10月まで、毎週土曜日にカターニアから出発します。おびただしい数の古代遺跡、咲き乱れる花々、豊富な色彩と喧騒にみちた地元の市場などをご覧いただけるでしょう。気になるお食事は?ほかではけっしてみられないカラフルな色、香辛料、香り、味わいに満ちた料理を、ツアーではみなさまにお楽しみいただきます。このすばらしいシチリアン・シークレット・ツアーのあいだ、添乗員がみなさまをサポートします。すばらしい食体験や伝統食材の試食、見逃せないクッキングショーなどを、ご案内します。100パーセントのメイド・イン・シチリーの旅をお楽しみください。


Info & Booking

知られざるシチリアの神秘を再発見する8日間ツアー

プログラム

 

1日目/土曜日:カターニア(カターニアでホテル泊)

美しいカターニア市内のホテルまで各自おいでください(ご要望があれば専用の車もご用意できます)。夕刻に弊社のコンダクターが合流します。それから夕食、ホテル宿泊となります。


 

2日目/日曜日:シラクーサ ノート(カターニアでホテル泊)

ホテルでの朝食ののち、ユネスコ世界遺産の町シラクーサへ出発します。ここではシチリア島のなかで最大かつもっとも強力だった、ギリシア植民市遺跡のあるネアポリス考古学庭園へご案内します。まず素晴らしいギリシア劇場とローマ円形闘技場を見学し、それから天国の採石場、ディオニソスの耳へとむかいます。


 

つづいてオルティージャの歴史地区を見学します。ここでのみどころはドゥオーモ広場と大聖堂です。大聖堂は完璧なシチリア・バロック様式の建造物で、かつてはドリス式の神殿だった建物です。ドゥオーモ広場見学後は歴史地区にある路地道を散策し、海へと向かいます。ここでは有名な神話の残るアレトゥーサの泉を見学します。昼食は各自ご自由におとりください。


 

午後、ツアーはノートへ移動します。ここは「石の庭

ともよばれ、シチリア・バロックを代表する町です。みごとな建築物が数多く残ることから、ここはユネスコ世界遺産に指定されています。「開かれた町」というバロック様式の理想にしたがう、この町では18世紀を代表する貴重な建築物や劇場などが製作されました。

ひきつづきツアーではこの町のさまざまな通りを散策します。地元の職人たちのすぐれた技巧や、豊かな発想のかずかずをここではお楽しみください。ノートのバロック様式の真髄を、優美な曲線、寄り合わせた花模様、短縮遠近法などにみることができます。邸宅、庭園、そして教会や修道院のファサードを飾る柱頭や天使たちの彫刻をみれば、それがおわかりいただけるでしょう。ニコラチ・ヴィッラドラータ邸も本ツアーでは見学いたします。この邸宅は偉大な文化人であったドン・ジャコモ・ニコラチの居宅です。典型的なバロック様式で建てられたすばらしい貴族の邸をご覧ください。この後、ツアーはカターニアへ戻ります。カターニアで夕食を取っていただき、ホテル宿泊となります。


 

3日目/日曜日:エトナ-タオルミーナ(カターニアでホテル泊)

ホテルでの朝食ののち、ヨーロッパ最大の活火山であり、ユネスコ世界遺産にも指定されているエトナ山(3,350メートル)の見学にむかいます。エトナ山公園は590,000ヘクタールの広さがあります。ここに自生する非常にたくさんの種類の植物群は手厚く保護されています。現在火山の周囲にはブドウ畑、オリーブ畑、ピスタチオ畑、ヘーゼルナッツ畑、果樹園などが広がり、ここは特産農産物の一大産地となっています。


 

すばらしい風景を楽しむために、リフージョ・サピエンツァへむかいます。ここからシルヴェストリ火口へ行くことができます。これは1888年にできた円錐形の火口で、現在は活動していません。後の火山活動でできた溶岩で火口周辺はおおわれています。ここからの眺めはすばらしく、数々の火口、エオリエ島、カラブリア地方まで見わたすことができます。ほかではけっして見ることのできない、みごとな景色をここからお楽しみいただけます!


 

つぎに養蜂農家とワイン貯蔵庫を見学します。蜂蜜採取場を見学したあとで、蜂蜜とこの地方の特産品の試食をしていただきます。このあとはタオルミーナへむかいます。自然と海のうつくしさ、数々の歴史モニュメント、エトナ山を望む海からのすばらしい眺めで有名な町です。


 

歴史地区にあるタオルミーナらしい情緒あふれるレストランで、みなさまに昼食をお取りいただきます。ここではシチリアの伝統的な料理の作り方を実演する簡単なクッキングショーをご覧いただきます。


 

昼食のあとはすばらしいギリシア-ローマ劇場を見学します。ここではナクソス湾の息をのむようなうつくしい景色をご覧ください。自由時間には歴史地区の小路を散策し、ブリオッシュつきのグラニータを食べたりしながら中世の味わいをお楽しみください。またシチリアの職人たちが手がけた優れた一品を求めて、楽しいショッピングをしていただくこともできます。


 

本日のツアーの最後に、キュクロプス海岸の見事な風景をお楽しみいただきます。その後カターニアのホテルへ戻ります。カターニアで夕食を取っていただき、ホテル宿泊となります。


 

4日目/火曜日:カターニア チェファル(パレルモでホテル泊)

本日はまずカターニアの歴史地区を見学します。ユネスコ世界遺産に指定されたバロック様式の町の姿をじっくりとご覧ください。カターニアでは後期バロックの建築様式が数多くみられます。1693年の地震のあとの再建ですが、溶岩石を用いて作られたこの町の建築物には、ローマ帝政期建築の名残もみることができます。溶岩石と石灰岩で作られた窓があるものは、18世紀に製作された優美なノルマン様式の建築物です。ご存知のように、カターニアはアラゴン朝時代にはシチリア王国の首都でした。


 

伝統的な「ペスケリア

(魚の古い市場)を見学したあとは、大聖堂と溶岩石の象(カターニアのシンボル)のある、絵のようにうつくしいドゥオーモ広場へ移動し、それから大学広場へむかいます。そしてうつくしいバロック風のクローチフェリ通りへ行きます。この通りは、ヴェルガの小説『尼僧の恋 マリアの涙』にも登場する、ユネスコ世界遺産のサン・ベネデット修道院があることで有名です。


 

ツアーではこのあとに歴史地区のめずらしい通りを散策していただきます。ご自由に昼食をお取りいただいた後、チェファルへ向かいます。チェファルは地中海に面したうつくしい中世の小都市で、ノルマン時代の大聖堂があります。歴史地区の散策をお楽しみください。お希望の方は、有名なマンドラリスカ博物館をここで見学していただくこともできます。


 

パレルモへむかい、ホテルにチェックインします。夕食をパレルモで取っていただき、ホテル宿泊となります。


 

5日目/水曜日:パレルモ モンレアーレ マルサラ(マルサラでホテル泊)

ホテルで朝食の後、パレルモ市内見学にむかいます。ゲーテがこの上なくうつくしいと評した岬のなかの、モンテ・ペッレグリーノの麓に位置する町がパレルモです。

パレルモにはさまざまな時代の建築物が重なりあうように作られています。中心地区はもっとも最近につくられたところです。数々の劇場、広場、バロック様式の邸宅、海への出口などがパレルモにつくられた時代、ここは両シチリア王国の第1都市の座をナポリと争っていました。


 

1000年の歴史のおかげで、パレルモのカルタゴ市壁の内側にはすばらしい芸術と建築の数々が残されています。リバティ様式の別荘、貴族の邸宅、うつくしい広場、バロック様式の教会、新古典様式の劇場などです。首長と王の居城のように、パレルモにはアラブ-ノルマン時代の建築物も残されています。大聖堂もこうした時代の建築物です。イタリアの中世ビザンチン建築のなかでももっともうつくしいマルトローナ教会もあります。パラティーナ礼拝堂は、文化的宗教的にとても興味深い建築物です。2種類の異質な建築様式がこの礼拝堂のなかに混在しているのは、ここを建設させたルッジェーロ2世が、イスラム文化とラテン文化を継承したビザンツ王国の支配者だったからです。


 

ツアーではすばらしいマッシモ劇場とプレトリア広場の噴水もご見学いただきます。16世紀の彫刻で飾られたこの噴水は、カルサの古い地区の端にあります。見学ルートには、伝統あるアンティカ・フォッカッチエラ・サン・フランチェスコもあります。ここは食を愛する人には見逃せないスポットです。昼食は各自でご自由にお取りください。


 

つづいてモンレアーレへむかいます。ここではアラブ-ノルマン様式のみごとな大聖堂と、非常にうつくしい回廊をご覧いただきます。彫刻と貴石のはめこみ細工で飾られたこの回廊は、この町を代表する芸術作品です。


 

この後はマルサラへ行きます。この町には、1860年にガリバルディが出航した港があります。マルサラのワインの貴重な保存蔵を見学して試飲をお楽しみいただきます。夕食をお取りいただき、ホテルで宿泊となります。


 

6日目/木曜日:マルサラの塩の道 セリヌンテ アグリジェント(アグリジェントでホテル泊)

本日のツアーは小さなうつくしい町マルサラの見学を行います。黄色味をおびた凝灰岩、青い海、真っ赤な落日、白い塩、緑のブドウ畑、スタニョーネの島々と塩田などのめずらしい風景をお楽しみください。干潟とスタニョーネの島々の自然環境は厳格に保全されています。このあたりの海は浅く温度が高いため、豊富な漁業資源にも恵まれています。イカやタコ、貝類が集まるうえ多くの海草の生える豊かな海です。いまでもここの塩田は、世界最古の塩の産地のひとつとして知られています。


 

続いてサリヌンテを訪問します。地中海にむけて広がる考古学公園のなかにある、ギリシア時代の遺跡や神殿跡をここではご覧ください。この遺跡群はユネスコ世界遺産に指定されています。昼食は各自でご自由にお取りください。


 

アグリジェントへ移動し、ユネスコ世界遺産に指定された神殿の谷を見学します。アーモンドの木の間に点在する、古代アクラガスの町の遺跡群がみどころです。この町はかつてピンダロスによって、「人によって作られたもっともうつくしい町のひとつ

だと評されたところでした。女神ヘラ神殿、コンコルディア神殿、ヘラクレス神殿は必見です。夕方にはホテルへ戻ります。夕食をお取りいただき、ホテルで宿泊となります。


 

7日目/金曜日:アルメリーナ広場 ラグーサ(カターニアのホテル泊)

ホテルでの朝食のあと、アルメリーナ広場へむかいます。ここではローマ帝政後期の建築物であるカザーレ別荘跡を見学します。これはユネスコ世界遺産にも指定されている壮麗な建物です。おそらくローマ帝国の執政官のような、有力な元老院議員貴族の別荘だったようです。みごとな入り口を飾っている多色モザイクは、ローマ時代の最高傑作のひとつだといわれています。貴族たちの狩りや宴会、かずかずの神話のエピソード、貴族の日常生活のようすなどが生き生きと描かれたすばらしいモザイクです。昼食は各自ご自由にお取りください。


 

午後はラグーザのイブラ地区へむかいます。ここは後期シチリア・バロック揺籃の地で、かずかずのうつくしい教会とイブレオ庭園があることで有名です。ラグーザは、カミッレーリの原作を元にしたテレビドラマ「警部モンタルバーノ

の撮影地でもあります。イタリアでは44箇所のユネスコ世界遺産がありますが、ラグーザもそのなかの1つです。この古くうつくしい町には、50以上の教会と、バロック様式で建てられたおびただしい数の邸宅が立ち並んでいます。


 

ツアーの最後にこの地方の特産物の試食をしていただきます。その後カターニアのホテルへ戻ります。夕食を取っていただき、ホテル宿泊となります。


 

8日目/土曜日:カターニア

 シチリアのめぐる本ツアーの最終日です。ツアー料金にふくまれるサービスは、ホテルでの朝食が最後となります。


 

ツアー日程は変更となることもあります。

価格の詳細

時刻表

今すぐ予約 - € 0,00
日にちを選んでください:


Subtotal
0
合計
0

Share this Service