カゼルタ宮殿 (Caserta Palace)

カゼルタ宮殿 (Caserta Palace)

団体用チケット:王の居室、テッラエ・モートゥス展、英国式庭園と公園へ入場の場合

 

閉館日:毎週火曜日、12月25日、1月1日

 

開館時間:
王の居室:8時30分-19時、最終入場時刻18時30分

 

展覧会:9時-18時 1時間ごとに学芸員助手による解説つき見学あり

 

英国式庭園と公園:

-1月、2月、11月、12月: 8時30分-14時30分

-3月: 8時30分-17時30分

-4月: 8時30分-17時

-5月、9月: 8時30分-17時30分

-6月、7月、8月: 8時30分-18時

-10月: 8時30分-16時30分

英国式庭園は、公園の最終入場時刻よりも1時間早く閉園します。

 

消音サービス(『ウィスパー』):

 

文化財文化活動省の指導により、カゼルタとべネヴェントのBAPPSAE事務局は、2007年4月16日から美術館・博物館内での消音プロジェクトに参加しました。この国家プロジェクトでは、年間来場者数が50万人を超えるミュージアム内で、12人以上のグループのみなさまに消音サービスのためのイヤホン(ウィスパー)使用をお願いしています(お1人当たり1.80ユーロのイヤホン使用料をその場でお支払いいただきます)。

 

イヤホンはチケット販売窓口か、その横でお渡しします。使用料金はチケット販売窓口でお支払いください。(グループ入場される場合は年齢、国籍、職業に関係なく、お1人当たり1.80ユーロが必要となります。学生は1.20ユーロです。カンパニア州認定の添乗員と公認ツアーガイドは無料です。)

 

ご予約は、平日の1営業日前までにお願いします。

 

ご予約は簡単です。カートにご希望のチケットをすべて入れ、オーダーフォームに記入して、送信するだけです。

 

ご予約確定前に、ご注文に関する規則をよくお読みください。

 

重要:ご予約が完了すると、2通の電子メールが送信されます。1通は予約内容の確認(予約フォーム受信後すぐに送られます)で、もう1通は予約完了の通知(1営業日後の送信)です。これらを確実に受け取っていただくためにも、電子メールのアドレスは正確にご記入ください。また迷惑メール防止機能によって、送信元メールアドレス[email protected]がブロックされないように設定をお願いします。AOL利用者の方はとくにご注意ください。

 

注意:ご希望の入場時間の予約がとれない場合は、同日中でもっとも近い時間の入場予約が自動的に選択されます。

 

キャンセルについて:

予約コードをお受け取りになったあとにキャンセルにつきましては、見学日の2日前までは、チケット料の全額を払い戻しさせていただきます。ただしシステム使用料(オンライン前売り予約料)は返金されません。見学日前日と当日、あるいは予約コードの紛失があった場合は、チケット料はいっさい返金されませんのでご注意ください。

18世紀のヨーロッパでは、支配階層は国境を越えて1つの連帯をもっていました。これはそれまでの時代にはみられなかったことです。

 

パリからぺテルブルグ、ベルリンからナポリにいたるまで、このころのヨーロッパの支配階層の人たちは特徴的な生活習慣をもっていました。社交界の共通語としてフランス語を話し、貴族や文化人の素養としての啓蒙主義哲学を学び、芸術的な装飾やフリーメーソン風の回廊をほどこした王宮の造営を行うなどの習慣です。階級の特権と、王権による芸術家保護の象徴だったのが王宮だといえるでしょう。革命、破壊、荒廃の嵐をのりこえてきた王宮をみると、かつて王家がそこにあったことを私たちはたしかに今も感じることができます。

 

神聖ローマ皇帝カール6世の死のあと、戦争が新たに勃発しました。ナポリ王国は、両シチリア王国の中立を守ろうとして、首都がイギリス船団の攻撃にさらされることになります。このときからナポリ王は、海から遠く、ナポリから離れすぎていない場所に、新しい首都を建設することを考えはじめました。理想的な位置にある平らな土地がみつかりました。ティファティーニ山のふもとにある、カゼルタ伯の所有地です。ブルボン家の宿敵でもあるカゼルタ伯から、ナポリ王はこの土地を狩猟地という名目で購入しました。

 

土地の選定のつぎは、理想的な王宮を設計できる優秀な建築家を探さなければいけません。この建物は王の家族の居城というだけでなく、大学、官僚機関、公共図書館、裁判所、大劇場、神学校、大聖堂などを中に設置することになっていました。『王自身の』は、かつて滞在したことのある、フランスのベルサイユ宮殿を理想の王宮としてイメージいていたようです。王のカールがこの任務のために指名したのは、サン・ピエトロ大寺院で仕事をしていた建築家のヴァンヴィテッリでした。カールは法王ベネディクト14世の許可を得て、ヴァンヴィテッリを招いています。

 

16枚の銅板に刻まれた、ヴァンヴィテッリの設計図がいまも残っています。ここに描かれているのは王宮とその付属の建物だけではありません。王宮の横には町があり、そこから近隣の主要な土地へつながる道路が構想されていたことがわかります。ヴァンヴィテッリのプロジェクトでもっと重要だったのは、ナポリと、ブリアーノ山系から流れ出る水道をつなぐ大通行路の建設でした。新首都と周辺の大きな町が王宮を中心にしてつながるように、ヴァンヴィテッリは慎重に設計しています。新首都一帯はひとつの大きなまとまりをもっていて、その真ん中に、巨大で壮麗な王宮があるという構造です。設計図のうえで王宮は、カゼルタからはじまる白線によって、地形上理想的な線を描きながらナポリとつながれていて、まるで首都まで流れる水路のようにみえます。この道路はじっさい、カール水道から引いた水路に沿って建設される予定でした。ただこの計画は実行されていません。

 

サン・レウチョの丘は、カゼルタの居住地域の北東部にあります。サン・レウチョのベルヴェデーレ邸は、海まで壁が続く大きな建築物です。1635年のアンナ・アクアヴィーヴァ女王による不動産測量でも、この邸宅のことが記録されています。ここは邸宅というよりも城砦というほうがふさわしいかもしれません。たくさんのフレスコ画、大理石、柱廊、柑橘系の果物や月桂樹が飾られた開廊などで、ベルヴェデーレ邸は飾られています。邸宅内の庭園を通りぬけて、狩猟用にも使われていた森、田園、ブドウ畑へ直接出ることも可能です。王であったカールは、ここでイノシシ猟をよく楽しみました。しかしベルヴェデーレの開発を大きく進めたのは、息子のフェルディナンド4世です。フェルディナンドは周囲の土地を併合し、王家専用の狩猟場のための休憩所となる小型の建築物を作らせました。これはヴァッケリーアとよばれる建物で、ピエモンテから呼び寄せた職人たちのために、絹織物の織機も中に設置されていました。

 

カール・テトス王の後継者が死亡したことで、王家はやむなくベルヴェデーレ邸を手放し、職人と工場も移設することになりました。サン・レウチョの開発を引き継いだのは、ヴァンヴィテッリとともにカゼルタ宮殿の建設にも携わっていた建築家コッレチーニです。産業都市としてここの開発計画を本格的に進めたのは彼でした。コッレチーニは工場だけでなく、中央に巨大な広場をもつ絹職人居宅群や耕地も作り、フェルディナンドポリスとよばれる都市域をここに作り上げています。しかしフランス軍に占領されたことで、類をみない先進的な産業都市サン・レウチョは衰退していくことになりました。当初の開発プランには、整然と並べられた居宅群があったことがわかっています。その中には、サン・シルヴェストロの家やヴァッケリーア、これらをつなぐ道路もあったようです。

 

カルディテッロは、王カールが馬の繁殖場をつくるために選んだ土地で、アチェッラ伯の封土の中にあります。ここに邸宅が建設されたのは、その息子のフェルディナンドの治世のことです。狩猟のときの王家の『休憩所』であると同時に、農産業組合の事務所としても使用できることを念頭に、建築家のコッレチーニが1787年に建物を設計しました。フェルディナンドは、カルディテッロとサン・レウチョを王国の産業の2大拠点とするつもりでした。カルディテッロを伝統農産業再興の中心地とし、サン・レウチョを、啓蒙思想に基づいた、国民に幸福をもたらす、ヨーロッパ新興産業のモデル都市と王は位置づけていました。

チケット:

 

通常チケット

 

割引チケット:
-身分証明書を提示できる、18歳以上25歳未満の若者
-EU加盟国の国立学校で正規雇用されている教員や学校長
注意:無料や割引のチケットで入場するためには、有効期限内である身分証明書を事前に提示することが必要です。

 

無料チケット:

 

EU加盟国の国籍をもち、18歳未満か65歳を超える年齢の人。ただし入場前に国籍と年齢を確認できる身分証明書の提示が必要。12歳未満のお子さまの入場には同伴者が必要。
-仕事で入場しなければいけない観光ガイド。ただし公的機関から発行された有効期限内のガイドライセンスの提示が必要。
-ガイドに同行する、EU加盟国の国籍をもつ旅行業通訳者。ただし公的機関から発行された有効期限内のガイドライセンスの提示が必要。
-文化財文化活動省の役員
-I.C.O.M.(国際博物館会議)のメンバー

 

国立または私立のイタリアの学校、あるいはその他のEU加盟国の学校や団体に所属する学生グループ。ただし入場には事前予約は必須で、定員になりしだい締め切る。

 

イタリアの大学、またはアッカデミア・ディ・ベッレ・アルティの建築学部、文化財保護学部、教育学部、文哲学部の考古学、歴史学、美術の正規コースに所属する教員と学生。(ただしその時点での学校への在学証明書の提示が必要)

ご注意:バウチャーまたはチケットの提示なしに、予約された視力への入場は拒否されます。オーダーの控えでは入場は認められません。例外は認められませんので、十分にご注意ください。
ツアーオペレーター CIVITA Mu.S.e A. Srl Provided by CIVITA Mu.S.e A. Srl
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